第3回バリ島+スラウェシ島マナド
Bali Manado,Slawesi

沖縄~台湾~バリ島


出発地は沖縄那覇.空港の国際線ターミナルに向かう.バスとモノレールで国際どおりのベスト電器に.そこでデジタルカメラ充電用のプラグ変換アダプタを購入.さらに旭橋から乗客私一人のバスで国際線ターミナルへ直行.モノレールの開通で空港までのバスの乗客は激減かな.


新しい那覇空港国内線ターミナルとは裏腹に,那覇空港国際線ターミナルは旧国内線ターミナルのような雰囲気を残している.食堂も併設されており,セルフサービスの説明が中国語である.台湾からの利用客が多いことをうかがわせる.


チャイナエアラインは台湾を起点として日本各地,世界各地に路線を持つ.沖縄那覇-台北間は毎日2便も運航されており,沖縄那覇発の海外行きは本土経由か台北経由かの選択を迫られる.たとえば東京成田発着の航空券は選択も多く需要も多いため割安だが,沖縄那覇から台北経由各地までは距離の割にそれほど安くない.しかし,沖縄那覇から東京経由世界各地に行くと東京までの運賃や東京のホテル代を加算するとやはり台北経由が安くなるのだ.

那覇~台北の時間はわずか1時間20分.だからホットミールはサービスされず,軽食のみ.台湾到着前にはSARS対策として症状がある場合は直ちにお知らせくださいとか,しつこくVTRやアナウンスで言っていた.当局はかなり敏感なようだ.また,台湾や日本の観光名所紹介VTRも流されていた.


すぐに台湾に着く.もうそこは日本ではない.東京よりはるかに近いのに.不思議な感覚ではある.バリ島デンパサール行きは毎日朝出発なので同日接続はできない.台湾には入国せずにトランジットホテルを利用できる.往復とも1泊ずつ必要になる.1泊分は航空会社のサービスで,もう1泊は7000円.

広い空港内を延々と係員に聞きながらトランジットカウンターへ10分以上歩いただろうか.そこでパスポートと搭乗券を預け,引換券とシールをもらう.このシールを胸に貼っておけといわれる.トランジットホテルまで案内する際の印となるらしい.

トランジッホテル行きのバスの時間まで1時間30分ほどロビーで待たされる.このトランジットロビーにはシャワーなどもあるようだ.


空港の入国審査や税関などの裏口を案内され,外にでて,バスでホテルに向かう.ホテルには10分ほどで到着.トランジットカウンターでもらったチェックインフォームを提出.鍵と明日の集合時間を言われる.フロアの構造ははじめやや迷う.エレベータを降りて偶数と奇数の部屋番号で左右に別れている.私をはじめ何人かが自分の部屋を見つけられずにぐるぐる回って何度もすれ違うという面白い事態になっていた.はじめていったら迷いましょう.


部屋は広めでダブルベッドが2台.しかし,夜について明日早朝に出発なので本当に寝るだけだ.部屋からは飛行場が見える.翌朝,6時にシャワーに入っているときに自動的にモーニングコールがかかってきた.朝食はバッフェ形式.時間がなくゆっくりできず.

荷物をまとめバスに乗り込み再び空港へ向かう.出国審査所の手前でパスポートと搭乗券を受け取り,そのままゲートへ向かう.


バリ島行きは台湾人が多く乗っていたようだ.バリ島行きの隣はジャカルタ行きのゲートで,インドネシア人がたくさんいたと思ったらバリ島行きではなくジャカルタ行きにのっていった.

機内食はごらんのとおり.さすが台湾の航空会社.チャイニーズティーがうまい.
おすすめ.

バリ島には夕刻到着.イミグレーションは問題なく通過.一応,前回ウブドのデウィアユに泊まった縁のその近くの土産屋のお兄さんにメールでエアポートタクシーよりも安いなら迎えを頼むとやり取りしていた.うまく見つかるかどうか不安だったが,向こうが空港出口で名前のプラカード持っていたのでもんだいなく会うことができた.
しかし,違う人だったのでwayanはどうした?と聞くと車が故障して修理工場に持っていったらしいから代理できたという.

今回の到着初日の宿はウブドのデウィアユ2だ.


ウブドの夜はお決まりの芸能鑑賞ということで.私は沖縄でガムランのサークルに入っているから,本場のを視察ということで.まあ,完全に観光のものですが...ここでは,お金払ってみている人と,外の道路側から背伸びしてみている人(.ともに欧米人と見られる)が,いい合いをしていた.中のおばさん「私たちはお金払っているのに,あんたたち,ずるいんじゃないの?」
しかし,外側のタダで見ているギャラリーも譲ろうとはしないようだった.

どうでもいいじゃんねーと私は思いつつ.

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◆2 バリ島観光

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