HAWAII出張 2003年8月
12/AUG/2003作成

往路 - 8月8日

那覇空港からホノルルまでは直行便がないため,乗り継ぎは必至.今回の航空券手配時にはSARS問題が収束していなかったため,リーズナブルなチャイナエアライン・台北経由のルートは没になってしまった.そのかわり,高額な本土経由に.しかも超トップシーズン!!!値段はなんと1名様往復170,000円!

それはさておき,昼過ぎの便で大阪関西にむかうために那覇空港へ.
沖縄那覇1345/大阪関西1535

あいにく台風10号が沖縄本島を直撃したのが7日.6日夕方から7日いっぱいまでは那覇空港は全面欠航,しかも機材繰りなどのため8日朝も一部が欠航や大幅遅延.こんな中での出発となり,那覇空港は極めて混雑している.

床にシートを敷き,昨日から泊り込んでいる人が多い.トランプをプレイしていたり,夏休みの宿題だろう,「ちからのつく現代文」というブックを広げている人など,夏休みを思わせる.

いよいよ台風10号は西日本へ,予報では今夜大阪方面直撃.自分のフライトが怪しくなってきた.



大混乱の那覇空港でなんとか係員を捕まえ,搭乗時間迫っているため優先的に入れるよう要請.長蛇の列の一般窓口を避けて国際線乗り継ぎ窓口でチェックイン.荷物は最終ホノルル空港まで預かるらしい.

昼食を買い込み,焼きそばとか,搭乗ゲートへ.

使用機材到着遅延のため,折り返しの大阪行きも遅延.飛行中も台風の影響で揺れがあり,ベルトサインはほとんどつきっぱなし.

定刻より52分遅れて大阪関西1727到着。降下の際大きく揺れました。関西の天候は雨で悪化しています。

到着後,事前にネットですでに遅延表示になっていた,乗り換えの大阪関西2100/ホノルル0955の便を確認するために,関西空港4Fの国際線フロアへ.表示は明日便.


ここで猛烈に対応の悪い係員に切れ気味に聞く,出発は明日になり,13時間以上の遅延との回答.ホテルも提供しないという.台風で航空会社には責任がないので仕方ないが.

ここで10名のHawaiianのグループと待ち合わせする.彼らに猛烈に対応の悪いカウンターのお姉さんに文句をいってもらおうと.

やはり,あのカウンターの連中は日本人となるとナメテかかってるんだろう.外国人だとなに,ホテルも提供するって??これの交渉にはかなりの時間を要したが,私たちも同一グループということで,その恩恵にあずかることができた.

この対応の差はおかしいんじゃない?と告発したいよ.

ここで,那覇空港で預けた荷物が問題となる.どうしても一回とり,また明日チェックイン時に預ける必要があるらしい.

しかし,荷物だけはすでに出国手続きが完了しており,税関の外にあるとのこと.係員の誘導で普段は立入禁止の入口から税関の職員通用口に入り,そこから国際線到着へ.で,奥のほうから荷物を出し,税関を抜け,ホテル行きのバスへ.

めずらしい内部探検ができた.

タダで泊まれるホテルは関空日根野ステーションホテル.JR阪和線日根野駅前.空港から車で20分.ロビーには先ほど空港の国際線でおなじ猛烈に対応の悪いカウンターに並んでいた外国人の姿.やはり外国人だから用意するのか...日本人にもよういしれや.



外は雨だし,ちょっと高いがホテルのレストランへ.1人あたり2000円以上だけど仕方ない.

ここで,大阪在の友人M氏から連絡があり,日根野へ向かうとのこと.
22時ごろ彼と待ち合わせし,近くのお好みやき屋へ.台風により友人と会えたのは収穫か.


近くのセブンイレブンで朝食を買い,彼も終電まぎわということで別れる.そういえばセブンイレブンって沖縄にはないからかなり久しぶりというかだいぶ遠くへ来たんだなあと妙なところで実感.

長い1日でした.

翌朝,8月9日

早速ネットで本日のNWの運航状況だ.あれ?また遅延.かろうじて欠航にはなっていないが,なんと15時間の遅延.昨日の2100発が今日の1200に変更だ.
外は依然として雨が降っており,関西空港線の電車は暴風のため運転を見合わせているとか.道路は開通しているらしい.0705のシャトルバスで空港へ.



0730にチェックインが開始される.ほとんど1番のりでチェックインだ.チェックインだけだから別にトラブルはなかったが,その後搭乗ゲートがたびたび変更されて,結局最初のゲートに戻った.

搭乗までまだ4時間もある.いすに座って待つことにする.メールとかはかなり時間があまっているときには有効だな.

空港を探検とかしている間にいい時間になってきた.出国審査場をとおりゲート19へ.このときかなりねむい.
結局この便は1215に出発.



機内では特にすることがないので,ちょっと寝てみたりPCいじってみたり.しかもかなり遅延しているので機内食の本来のディナーが昼に,朝食が深夜0時くらいに出てくるという有様.あらかじめ注文しておくものなのかもしれないが,改善して欲しいポイントだなあ.



モニターでは何かの映画をやっていたが見なかった.音声は英語または日本語のチャンネルで,字幕は中国語になっているようだ.機内で機内で笑い声が聞こえたのでなにかと思い,画面を見たら字幕が中国語で”性交”とか”我下・・・(忘れた;下の位置とか上の位置とかという意味)”とか,そういうことだった.そのままか.関係ないか.

遅延のためホノルル到着は8月9日午前1時過ぎ(ローカルタイム).これは大変な時間につく.機内は十分空席があります,だった.

客室乗務員がこのVAIO U1に興味を示した.
「Laptop?」とか「How match?」とか簡単な英語だったので助かった(笑).


そしていよいよホノルル国際空港に到着.夜で暗いので周囲の状況はよくわからない.一般的な大規模空港と同じようなかんじ.あたりまえか.

スポットに付き,到着ゲートまでは2連バスで移動.早速英語が飛び交っている,外国だ.

どんな大規模な空港でもそれぞれの空港の空気,雰囲気がある.飛行機のタラップから降りたときに最初に感じるのがその空港だ.だからその印象はいつもどんなかな?と期待している.
おきたときにこの空気=ホノルルという図式ができあがるのだ.

と,この公式をインプットして,入国審査にならぶ税関を通過し,外にでる.

この日はまだ深夜だったのでHAWAII大の教授の夫人さんに迎えにきてもらう.で,教授さんの家で仮眠を取る.

アジア深淵旅行記録データセンター