2010年5月アーカイブ

ミャンマーの質素なご飯

ミャンマーの質素な食事

ミャンマーから帰ってきて1週間。
仕入れてきた食材がまだあります。
当面は質素なミャンマー飯が続きそうです。


ラペットウ お茶の葉っぱと揚げた豆、トマトの油和え物


フミッチン 竹の子の酸味漬け


バズンチャウジョー 乾燥子えびとにんにくの揚げ物

代々木公園ルート

ミャンマー行ってきてから1週間。アジアなイベントが続きます。
毎年この時期にこの場所で開かれるタイフェスティバル。
今年は天気も良く、非常に混雑。
通りがかりの人から熱烈なタイマニア、タイ人、日本人はじめ大変な賑わいを見せる。
料理は1食ほぼ500円。どれもまあうまい。
物品販売もありタイジャスミンライス5kg2000円を購入。

今回はレジャーシートやアウトドア用のイスも用意し準備万端。

荷物の多さと電車代を考慮し車で行った。

2010GWミャンマー帰省 マンダレー→東京

この暑さで河川を堰で区切り天然のプールが賑わっています。
マンダレーより車で1時間、最後の30分は例によって単線ダートコースとなり、砂埃による口の中が砂の味にある事に警戒してください。

●5月8日
0930ロイヤルホテル発
1000-1030嫁実家
一緒にプールで遊べと甥、姪、叔父で子供の面倒係。(女性陣は市場に買い物)
1130-1515天然プール水泳場
水流は僅かで流されることはない。水深は膝から腰。
水質は河川底のシルトが巻き上げられ濁っているが、沈殿した後は清らか。山岳地から流れる比較的源流に近く生活排水があまり入っていない模様。
海の家ならぬ川の家が立ち並び、客が到着すると客引きが始まる。
日本のぼったくりとは異なり、休憩料や入場料はかからず、入ったところで何か飲食したりすれば良いらしい。
トラックのタイヤチューブ再利用の浮き輪レンタル500チャット。少し穴空いているので徐々にエアー抜けあり。
肌の露出を好まない習慣なので殆ど着衣水泳。なので水の抵抗に逆らい泳ぐ消耗度を体験できます。ロンジーなのでさらに抵抗増。
1615-1800嫁実家
1800-1930チャリでクートードーパヤー寺院散策
1930-2000嫁実家
2030ロイヤルゲストハウス

上り マンダレー発逆井行
●5月9日
0530マンダレーロイヤルゲストハウスチェックアウト
0600‐0620嫁実家
一家総出で送迎
0700マンダレー着
↓接続
0820マンダレー発
フォッカー100 ジェット バガンエア
0840-0910ヘーホー経由
マンダレーからヘーホーは陸路で10時間弱、飛行機なら15分。如何に陸路が難航するかを表している。
1000ヤンゴン着
↓接続 285分の待ち合わせ
ベンチで4時間待機の間にロンジーから出国体制に着替え
1445ヤンゴン発
中国国際航空線 B737-700
1745昆明着
↓接続
一度入国して再度国内線出発ロビーに乗り継ぎ。空港内は放送や人による英語案内がほとんど無く危険。間違えて他のところについていくとおいていかれる。
何言ってるかわからないのでとりあえず、北京、昆明、ヤンゴンといった地名の聞き取りに注意。
さらに昆明は標高2000m級の山岳地帯。酸素が機内の標高2300m程度に匹敵するほど薄いため、走ると高山病となる恐れあり。厳重警戒。
1930昆明発 遅延35分
中国国内線
2250北京着
荷物出てくるまで遅すぎ。
2350手荷物受取
ベンチ占拠して空港野宿

●5月10日
0925北京
B777-200 滑走路01から離陸
1350リ東京成田着
↓接続
1500リ東京成田発
1510車両受取
途中北総成田新幹線の試運転目撃あり。さすがにあれは速いぞ。次回成田行きはいよいよスカイアクセス線の出番かな。
1615終点自宅

トーキョードーナッツ

雑誌の広告。
なにやら見覚えがあるようなロゴだが・・・

こからは嫁の姉の夫と2人で4泊3日(うち車中2泊)の国内観光と親類(嫁の姉の夫の兄)訪問を兼ねて出かける。

1700発マンダレー嫁実家
タクシー
1720着マンダレーBT
↓接続
1840発マンダレーBT
夜行バス 車体は千葉交通観光バス中古車
大型液晶テレビが取り付けられ、日本の観光バスの小さなテレビよりも豪華装備。もちろんミャンマーミュージックと映画(2009洋画映画10本パックという海賊版だが。当地では堂々と上映中。が大音響で流れる。
○道路情報
マンダレー→メッティーラ ミャンマー国道
概ね片側1車線の幅で大型車も減速せずにすれ違い可。舗装も数年前に改修され概ね良好。改修工事の時は全線ダートコースで砂塵嵐で悲惨だったが。
○●○ミャンマー国道渋滞情報
車種別ゲートの大型車ゲート料金所先頭渋滞500m15分
ゲートの路面に計量機が設置してあり1台ずつ車両総重量を計測し重量別料金区分になっている。
ゲートは日本同様、電光表示による重量や料金表示で立派。
重量別料金は路面の痛みも車軸重量によって変わるのでかなり合理的な料金体系だと思われる。先進的じゃん。
2200-2230メッティーラ休憩
○●○この先道路状況急変
いわゆる酷道に大型バスやトラックが多数通行する状態。
この先単線幅員狭く大型車多し。交換停車多数。
路面状況は非常に荒れた舗装、穴ぼこ砂利箇所常時出現。全線強制徐行運転。
幸いにしてミャンマーでは一般車はほとんどなくバスもトラックも毎日通っているプロなので日本でありがちなKY車渋滞はなし。彼らはぎりぎりの車幅間隔でパスしていくのでかなりの腕の持ち主。
日本なら対面通行の高速で橋とトンネルで1時間以内で通過できるような区間を4時間くらいかけて行く。
▲開通情報
ヤンゴン-マンダレー間は640km、一般道と並行するハイウェーの建設が急ピッチで進んでおり、ヤンゴン-新首都ネーピードー間は開通済み、同区間の通行料は2000チャット。マンダレー-ネーピードー間は路盤整備中。
2600-2630アウンバン休憩
休憩はバス会社と提携した沿道のドライブイン。
トイレ使用は無料だが食事類は若干高め。

●5月4日
0430着シュエニャウンで途中下車
▲寝過ごす恐れ大、厳重危険。車掌がミャンマー語でシュエニャウンで下車あるか?と叫ぶのでそれに反応しないと通過。他に下車客がいればセーフ。
↓接続
7マイル 乗り合いタクシー
0500着ニャウンシュエ
↓接続
0550-1130 インレー湖ボート半日周遊

モーターボートを2人で半日約6時間貸切
寺院めぐり、お土産やめぐり、水上生活集落めぐり
▲途中2回モーターボートエンジン故障で湖の真ん中で漂流。あわや遭難か、と思われたが船頭のカバンの中から工具がいろいろ出てきて修理。
▲こちらがボートチャーターしてるのに途中の寺院から地元民のボートヒッチハイカー登場。ミャンマーではカーチャーター時でも良くある光景。なので搭乗歓迎。
↓接続
1200発ニャウンシュエ
乗り合いトラック
ここから先は日光いろは坂のような上下線分離の本格登山区間。さすがに単線でのヘアピンカーブは困難とみて整備された模様。
○●○急登坂オーバーヒート故障車連続。走行注意。
1330着タウンジー

ナンコウンホテル チェックイン

●5月5日
0700チェックアウト

0740最寄市内バスストップ
乗り合いトラック
0750タウンジーBT
↓接続
0800タウンジーBT発ヤッサウ行ローカルバス
乗車率が物理的限界まで詰め込み
0930ヤッサウの手前

ここから先、パオ族、ダヌピュー族、などの少数民族の村が点在する潅木がまばらな見渡す限り地平線の乾燥平原を徒歩にて進行。
草が薄くなった踏み跡や牛車の轍が縦横無尽に張りめぐらされ、確実な土地勘がない限りはショートカットしようと考えずにメインルートから外れない事。遭難の恐れ。
踏み跡辿ればいずれどこかには着くが。商店なく水入手困難。
1020嫁の姉の夫の兄の家到着
10世帯ほどの小集落。水道なし、電気なし、電話、ガスなどライフラインは何もなし。家屋はすべて自然素材。
燃料は薪。自給自足で成り立っている世界。
豚、牛、鳥、山羊などの家畜とともに暮らす。米、タマネギ、ニンニクなどを栽培。
水は2~3mくらい地面を掘った井戸。底には僅かな濁り水。汲んだものは藻などで濁り状態。生で飲むことは無いがお茶も料理も洗濯水浴びすべてこの水しかない。
こちらもこんなサバイバル環境に連れて来られるとは聞いてなかったので持参のペットボトルも灼熱の中歩いてくるまでに底をつき、濁り水の茶を進められるがままに飲むしかなかった。
日の出とともに起き暗くなったら寝る。そんな生活が続いている。
漆黒の闇夜、蛍の光が明滅する

●5月6日
徒歩50分
0910ヤッサウの手前

いつ来るとも知れないバス待ち
0950発
1120タウンジー着

↓接続
1730タウンジー発
途中検問あり

●5月7日
0430マンダレーBT到着
タクシー
0450ヨメ家

ミャンマー道路交通マナー

▲ミャンマー交通ルール

車両は自転車含め右側通行。追い越し車線は左(中央線側)、低速車は右に寄れ。
早い車優先、遅い車は車種問わず追いつかれたら必ず右に寄って譲る。やはり中にはどかないのもいるが、強引に右側追い越しする(日本で言う左側追い越し)。
前に追いついたら盛大なクラクションと夜間はプラスハイビームで前車にあなたを追い越すから左側に来ないでください、右側に寄ってください、の合図を行う。これは日本のような煽りではなく危険防止のためのマナー。
合図なしに追い越しすると前車が急に左に寄ってくる危険がある。
どんなにポンコツでもクラクションとライトは整備良好、いや強化してある。

ウインカーの使い方。
右左折時は通常の使用方法。直進路での使用方法は前車が右ウインカー出している時は対向車あり。追い越し不可。左ウインカーの時は対向車なし、追い抜くなら今だ。という意味。遅い車は譲る義務がある中で、単線区間で無理な追い越しが必然的になる中で生まれたルール。
ランドクルーザーなどのオフロード車から超過積載トラクターやトレーラーといった速度差が非常に大きい車両が混在するのでルール遵守は必須。

それでも事故は多いらしく、道端の交通安全啓発看板には生々しい丸写りの死亡事故現場の写真が掲示してある。これは下手な標語よりも効果ある。過保護人権団体から苦情来るか?

軍事関係車両は最優先。車列の先頭車両がクラクション連続鳴らしっぱなし(固定スイッチ?)で来るので全車右によって停止。
ちなみにガソリン価格はリッター100円相当で現地物価を考慮すると異常高値。日本の物価換算の感覚で行くとリッター1000円。これでは一般人は手が出ませんな。

2010GWミャンマー 成田→マンダレー

中国国際航空北京、昆明、ヤンゴン経由マンダレー行き
帰省
成田ヤンゴンの手配は1月末ごろにインターネットで検索一人往復72000円程度と格安。
ヤンゴンマンダレーは現地旅行会社でメールにて手配。往復180ドル。

●5月1日
1200自宅
 車で成田空港へ
1250-1330印西牧の原
 エンジンオイル エレメント交換 車両整備 給油128円
1410-1520成田ジャスコ タイ料理昼食
1535ザパーキング 10日間で5700円
1550成田第1ターミナル
↓接続
1900北京行 中国国際航空
○○○定刻
B737-800型機片側3列シート 16R離陸
2200着北京
チャイナ品質のサービス。案内係まったく愛想なし。案内係の英語も良く分からん。
中国入国後、チェックインカウンター前のベンチを確保
すでに先客あり。
22時にはほとんどの店がクローズし、水の入手も困難になり脱水症状に警戒。
空港は深夜も空いているが深夜2時ころにモーターカーで広大な床の清掃を開始。うるさくて眠れない。どけとばかりに清掃車の角をぶつけて行くし。チャイナ品質。

●5月2日
0630頃より食堂が相次いで営業開始。チャーハンとハンバーガーをオーダー。
スターバックスあるがコーヒーとオレンジジュースで900円相当とインフレ状態。空港内は仕方なし。
↓1晩の接続待ち合わせ
0830北京発昆明行 中国国際航空国内線 B737-700
○○○定刻
1210着昆明 21着陸
さすがチャイナ品質。空港でも客室乗務員も英語はろくに通じず。荷物検査時もなんか中国語でふっかけてきて英語で返してやっても中国語でしか返ってこず。適当にあけて見せたらOKになったが。
ここで中国出国審査
↓接続
1310昆明発ヤンゴン行 機材は先ほどの区間と同一だがヤンゴン行き旅客も全員出国手続きのため降ろされる。
○○○定刻 21離陸
1345着ヤンゴン
飛行機出た瞬間に猛烈な熱気。
▲ミャンマー入国審査 賄賂$3と格安で済んだ
↓接続不可
●○●運休情報
1530ヤンゴン発マンダレー行は欠航となりました。どうぞご了承ください。明朝空席がある便まで自費で1泊となります。

1400ホテルシーズンズインヤンゴン チェックイン
ロンジーに着替え
空港から車で40分ほどの市内まで両替と食事に出る
$1000をミャンマーチャットに両替。紙幣985枚を2人で手分けしてカウント。

●5月3日
0630ホテルチェックアウト

0730ヤンゴン発マンダレー行 バガンエア
○●○遅延16時間
ATR72 双発プロペラ機
0850着マンダレー
親類総出の出迎えあり
↓接続
0900発マンダレー
チャータートラック
0940終点マンダレー嫁実家
○●○遅延15時間以上
マンダレーでの宿泊1泊短縮となる影響が発生。
所要時間69時間30分
改めて遠いと実感。