2013年4月アーカイブ

ミャンマー人の国内旅行は寺院参拝旅行ということに尽きる。我々がミャンマーに行って観光地といえば殆どが寺院なのだが、ミャンマー人にとっても同様。色々な寺院にお参りしにいくのだ。
今回は一族郎党+友人19名と運転手の総勢20名の団体様ご一行。費用もかかるし庶民はまだまだ休暇を取って旅行というのは一般的ではないのだろう。旅行の計画が明らかになると余り無い機会に私も俺もつれてってくれとなるのだろう。
自分等周辺は毎年の帰省の際に日帰りでは出掛けていたが泊まりでは初めてである。
かくしてピックアップトラックの荷台に奴隷線船の如く人間を満載しての移動だ。近所のチャーターカーをやっているドライバーに依頼しての運行である。
運転手には3日間とインレー方面と言うことを伝えて具体的な訪問地はすべてドライバーにお任せである。不思議なのはドライバー以外誰も今日どこに泊まるのか次どこにいくのか知らない事である。興味ないのか?しかもしまいには遠くまで来て寺院についても暑いから疲れたから車で待っているとかとなるのだ。よくわからんミャンマー人。
荷台に17人が乗ることになるが、小さいミャンマー人だからできる技。体育座りか胡座では左右の膝がとなりと重なり足を伸ばすのは色々な人の上に重ねないと無理。エコノミー症候群がどうしたという問題ではない。飛行機のエコノミー席で騒いでいるようでは驚きの状況となる。もっともきつすぎて数十分おきに体勢を変えることになるので逆に大丈夫か?
2泊3日で250000Kだから人数比では経済的な手段なのである。完全チャーターで他人に気兼ねしなくて済むし。本当は荷台詰め込みじゃなくてマイクロバスが欲しいところだが。

車は豊田のライトトラック。ターズィーからカローへの登りでオーバーヒート。休憩所毎に水冷が必要だったりパンクしたりとこの辺は日常茶飯事。走行不能にならなければ問題ない。

宿泊は僧院に泊まる。床に雑魚寝となり毛布や枕などの寝具は各自で用意しなければならない。
通された部屋に仏像があればまずはお参り。寝るときは仏像に足を向けないように注意する必要がある。

インレー湖ツアー
ボート貸切りは10人乗りで1艘20000K。土産物屋と寺院を廻って半日という外国人向けのツアーと大きな違いはない。ミャンマー人向けではボートにデッキチェアがなくゴザ敷きだったり救命胴衣が無いといったことくらいか。

ミャンマー人のお土産事情
子供はかわいい系の人形だったりアクセサリー類だったりというそれはどこでも手に入るからあえてここで買わなくても的なものが欲しい感じ。これはどこでも共通かな。大人は実用重視で国内流通が発達していないため、現地特産品を求める傾向。例えばシャンのロンジーだったり、豆や菓子、茶だ。特に女性陣はおしゃれ したいみたいでロンジーを大量に購入。

junctionsquare

ここ1年でオープンしたショッピングセンターjunction square。
ヤンゴン空港からタクシーで3500K。おしゃれなファッションショップが入居しており、フードコートもある。土産物ショップもあり、定価販売なのでぼられる恐れもなく安心して買い物したい人には好適だろう。

BKKからRGNへ

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バンコクには定刻通り到着。やはり行きの夜行便は眠れない。興奮しているせいだろうか。
スワンナプームでは約1kmのトランジット移動。F3ゲートからBangkok airwaysのラウンジに向かう。Bangkok airwaysはエコノミークラスでも使えるラウンジがあり、お菓子類やソフトドリンクが用意されている。なお、受け付け時に搭乗券に記載されるパスワードでwifiも利用できる。voipが途切れがちな速度だったが。

ヤンゴン空港の両替所。手荷物受け取り所の端に1件、税関抜けた後と到着ロビー内にも2件ほどあり。手荷物受け取り所で$1=884K、ロビー内では885-886Kだった。ヤンゴン市内の両替所も886であった。
国際線ターミナルから国内線ターミナルへは道路に出て左方向へ炎天下徒歩5分ほどだが数十キロの荷物があると大変である。僅か数百mでタクシーを使うしかない。1500K。
国内線出発まで5時間もある。市内に出たいが荷物が邪魔。チェックインは早すぎるので当然オープンしていない。そこで交渉すると、荷物のアーリーチェックインが可能になった。ミャンマー人強し。いくらかのチップを渡せば解決。こういう柔軟性はありがたい。

手元の温度計で41度。日陰だというのにこの温度。夜行便での寝不足にこの猛暑はきつい。そうそうに市内散策を切り上げ空港へ。スーレーパヤーから空港まで4000K。原油高の時はタクシー価格も超強気だったが今回は落ち着いた値段だ。ネゴシエーションは嫁に任せているが強気の交渉で言い値より500-1000Kは下がるようだ。

PGでHND発BKK行き

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ここ半年でANAがヤンゴン直行便を復活させた以外にもICN経由やPGとJLのコードシェアができたり羽田国際化と併せてヤンゴンまでのルートが数年前と比べて格段に向上した。
もはや中国の訳のわからん大連北京昆明経由と言うルートをとる必要は消え失せた。24時間化と都心からの距離を考えると仕事終了後24時前後のBKK行きで旅立てば翌朝9時台にはヤンゴンに着くと言うついこの前迄は夢のような接続も現実のものとなった。
中国の鳥インフル騒ぎや北のミサイル騒ぎに揺れる韓国経由にしなくてセーフだった。

ヤンゴン/マンダレーの国内線の手配開始。各航空会社のオンライン予約システムはほとんど機能してなさそうだ。唯一機能してそうはエアーマンダレーで照会すると希望日程は満席。

現地旅行会社を通じて手配を依頼する作戦に変更。でとりあえずメールを送ってみる。日本人経営の旅行社が何件かありホテルや空港にデリバリーしてくれるので便利である。

しかし座席が確保できなければヤンゴンに泊まって日程をずらすか、当日空港カウンターで買う当日券にかけて、ダメならば陸路に切り替え、列車の当日券とバスセンターでチケットを求めて彷徨うか・・・の選択になる。

ここ数年は短い休みの有効活用で飛行機移動ばかりだった。少なくともヤンゴン/マンダレー間は結婚してから2005年12月以降はAirのみでしか移動していない。それ以前はバックパッカー的行程で陸路メインだったが。たまには道中も旅としてとらえて列車の旅もいいかな、とは思っている。

ホテル高騰もそうだが、需要と供給のバランスが崩れていないか?物価だけが先行で高騰すると、懸念材料である。

結局国内線は嫁が現地の友達に手配を依頼。空港で受け取れるらしいが、大丈夫か?

以前タモリ倶楽部で取材協力した日暮里繊維街にロンジー用の布を仕入れに。http://mingala.net/weblog/2010/08/tamoriclub.htm


ミハマクロス

ついにこんな看板まで上がるようになったのか。店内にもミャンマー語の注意書きが貼ってある。高田馬場に続いてミャンマー人密度が高いかも。

お土産はミャンマー人女性に大人気のロンジー用の和柄生地。2mで800円弱。現地では10,000Kほどの値段がつけられる。輸送費の回収はできないがね。

日暮里繊維街2

 日暮里繊維街1

実用的なお土産にいかがですか。1着分2mもあれば十分です。幅は110cm規格。