インドネシア 旅のことば

海外に旅行する場合,大多数の人にとっては言葉の壁が存在するものである.英語は学校で散々やらされている(実用的ではないにしろ...)が,英語圏でない場合はなおさら.

言葉,これはどこに行くにも現地で通用している言葉をしゃべれるのが最も楽しく旅の幅も広がるのは間違いない.しかし,それは理想だけど難しい...

インドネシアはかなり広く,共通語のインドネシア語の他に,各地方や民族独自の言葉をもっている.バリならバリ語,マナドならマナド語のように.

バリ島の状況

バリでは,バリ人の間ではバリ語が常用されている.他の島の人とはインドネシア語を使うといった具合だ.空港や大きなホテル,観光スポットでは英語を話す人も多い.

また,日本人は観光の大きなお客様なので店員やドライバー,ガイド,宿のスタッフなど,観光に携わる人の中には英語のほかにも日本語を勉強しようとしている人がたくさんいる.クタやウブドを歩いていると日本語で「どこ行くの」とか聞かれたり.果ては「オンナ?」,「キノコアルヨ!」など危険そうなお声も.

やはり直接収入に結びつくから彼らは学校で,,独学で,必死に勉強している.やはり漢字はかなり難しいとのことだ.

ただ,人によってはインドネシア語なまりの英語(中にはすごいきれいな発音する人もいますよ)で,聞き取るのにちょっとたいへんなときもあったりする.vの音は「ファ」行になったり,rは結構巻き舌だったり.

海外旅行しようって人だから,英語くらいは勉強しましょうね.

どうしても英語の単語が聞き取れなくて,紙に書いてもらったら,スペルも違う.何度も聞き返しているうちにようやく「difficult」を聞き取る.彼が書いたスペルは「depicell」.彼らは日本のように目から単語を見て覚えるのでなく,耳からはいる音として勉強しているのだろう.

また,英語の地震earthquakeを知らなかった人にいろいろ地震を連想させる説明したが,地面が振動するとか何とか...最後はやっぱりジェスチャー.身振り手振りは有効です.はい.

ただ,もしあなたがちょっとバリの奥深くにはいってみたい(ローカルな体験がしたい),屋台やマーケット,ローカル食堂,マイナーなロスメン,いなかの方に行きたい,ベモに乗ってみるなどがやりたいというならば,かたことでもいいからインドネシア語を覚えていくことをおすすめする.全くわからないのと少しでもわかるのだいぶ違いますよ.

インドネシア語の会話集などはたくさん売られている.

まず,数字.これは覚えよう.値段交渉とか,数量を言うときに.インドネシア語でゆっくりと値段交渉しておみやげ買うのもGood.ちょっと言っただけで相手は「インドネシア語うまいねー」,とかほめてくれます.ひょっとしたら安くなるかも?ルピアの桁は必然的に大きくなるから,がんばって覚えよう.

これと連動して値段交渉シリーズも覚えておくとよい.

結構,英語も通じなかったりしてインドネシア語が必要な場面があったりもするのだ.

楽しいたびを.

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旅のインドネシア語 やはり最低限の言葉は覚えておきたい.
インドネシア語-日本語辞書 重いが,一応持っていってみた.日本で買ったので高い.テロと言う突発的な事件が起きてしまい,新聞記事の解読に用いた.あと,街で見る看板の解読などにも威力を発揮.持ち運びに便利なサイズがあればいいのだが.


→あった.Baliで見つけた.
Rp.14000.日-Indonesia,Indonesia-日辞書がコンパクトサイズに.日本語はすべてローマ字表記になっている.次回の旅行時には持っていきたい.

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