  これがその列車だ．ほぼ定刻にクアラルンプールを出発．夕食を食べそびれてしまったので，車内で売っていた冷えたハンバーグに．牛肉のものです．   寝台は客車2段で，私は上段．疲れていたので，すぐに寝ることができた．ときおり，停車発車の際の振動で起こされるが．深夜にまったくどこかわからない液を通り過ぎ，明け方にはホームに人があふれている駅を通り，夜が明ける．運行ダイヤは1時間20分ほど遅延しているようだ．マレー語と英語のアナウンスがあり，遅延をお詫びしていた．なお，到着駅前の案内もあった． 無事，ワカバル駅で降りることができた． ここの駅ではタクシーの客引きが激しく，KOTA BAHRU？などと声をかけてくる．私はここからタイ国境まで行きたかったので，ランタウパンジャンの国境まで，1台30リンギットで交渉した． ランタウパンジャンの国境ゲート前でタクシーを下車．徒歩で国境を越えることになる．まず，マレーシアの出国スタンプをもらい，国境の川にかかった橋を越える．タイに入ったら，道端にある小さなイミグレーションオフィスで入国カードをもらい，パスポートともに提出する．スタンプを押してもらい入国OK． 国境のゲートはマレーシア側はかなり大きい建物だが，タイ側は本当に小さな建物なのでマレーシア側からくるとあれ？どれだ？となってしまう．道沿いにはTAT観光案内所もある．しばらく道沿いに歩くとモーターバイクタクシーが待機している．スンガイコーロク駅までは1km弱だが，乗せてもらうと楽．なぜが支払いがマレーシアリンギットだった．   スンガイコーロク駅．ここから北上してまたチュンポン経由ミャンマー国境に向かう．列車の空席はなんとあと1席！とても危ないところだった．ただ，寝台の上段しか空いていないのは仕方ない． 駅近くの屋台でアヤムゴレンを購入．ピサンゴレンもおやつとして購入．言葉が通じず，恒例の指差し注文だったが，おばちゃんはini（これ）！とマレー語で言ってきたのではじめからマレー語で注文しておけばよかった．．． 駅で1時間30分ほど待機．念のため飲料水のミネラルウォーターを購入．   列車は客車の長い編成．単線非電化でところどころ制限20キロなどがありゆっくりだ．タブレット方式での運行となっているようだ．運転停車も多い．   列車の中では車内販売もあるのでおなかがすいても大丈夫だ．  夜，駅を通り過ぎる． 列車は時刻表など始発ぐらいしか当てにならずどんどん30分，1時間･･･と遅延していく．この分だと私が降りるチュンポンはミッドナイトの到着になりそうだ．アナウンスなどは無いためおりっれるかどうか不安．車掌が回ってきたときに，チュンポンで降りると言ってみた．たまたま英語が通じたので知らせてくれるらしい．時々デッキに行ってずーっと外を見て駅名をチェックしていくこととなった． 0時を回り，ようやくチュンポンに到着．新たなホテルを探すのも大変なので，前回場所だけ確認しておいたTatapao Hotelに向かう．深夜の駅前はほとんど交通が無い．ただ，危険という感じでもない．10分ほど歩いたところホテルに到着．直ちに寝る．   次の朝，ホテルのレストランで朝ご飯．ついで付近を散策．これはチュンポンの駅．友人で郵便局めぐりが趣味の人に世界各地からはがきを出すことにしているので，絵葉書を買おうと探したが無いので，封書をセブンイレブンで購入して郵便局から発送．   ここからラノーンへのバスも予約しなくてはいけない．前回来たときのバスストップへ行ったが14時までないといわれたので，他の民間旅行会社を探し，聞いてみろと11時にあるというのですぐに申し込んだ．90B．  ガソリンスタンド． NEXT コートーン～沖縄那覇の長い道のり タイ ミャンマー マレーシア旅行記目次 |