タイ ミャンマー マレーシア旅行記

2003年11月24日から12月5日


翌朝,6時には食事に行く.併設のレストランで食事がついている.食堂はお兄さんが一人で番をしていた.このホテル(旅社)の外観はかなりおんぼろ.でも中はきれい.アメリカンブレックファスト.トースト,卵など.

部屋からの眺め.右側の建築物は寺院だろうか.タイを感じさせる.


列車の時刻表をホテルの人に聞いたが持っていない,駅に行った方が良いといわれたので,徒歩10分ほどの駅へ時刻の確認に行く.英語版の時刻表ももらえるが主要駅と優等列車か載っていない.タイ語版の時刻表を持っている人がいたが,その方が詳しかった.
0745発の特急列車の予約が取れたので,チュンポンまで行きそこからバスでミャンマー国境ラノーンへ向かうことにした.また,ホテルに戻り,荷物を持ってくることにした.
駅からホテルまでの短い距離にも寺院があったり,托鉢に回っているお坊さんがいたり,準備にいそがしい屋台が並んでいたり,バンコクの朝の姿にすこし触れることができる.


ホテルをチェックアウトし,駅に向かう.日本と違って改札は無く,ホームへの出入りは自由にできそうだ.電光掲示で出発ホームを確かめる.ホームに人はたくさん待っていたが,まだ列車が入線する気配は無いので,ジュースを買いに構内の売店に.

出発時刻に列車が入線してきた.どんな車両かと楽しみにしていたら,なんと2両編成のディーゼルカー.長い客車かと思ったが違う.また,ホームに待っていた人はすべてこの列車に乗るわけではなさそうだった.

早速乗り込み,指定された席へ.エアコン付で2等車.駅で食料とかを積み込んでいたが車内販売でもあるのか?と思っていたら,飛行機なみに車内のサービス.があった.

列車はバンコク市街では踏み切りが閉まるのに時間がかかりかなり駅外停車がおおい.これはバスよりも遅いのかもしれない.



隣の客は,タイ人のおじさんで沿線の解説をはじめた.で,これが私の会社だとか,次は何が見えるとか,に始まりタイ全土の観光案内に.どこどこでは何がおいしいとか.彼はタイ南部の家に列車とバスで帰るそうだ.


列車内はこんな感じ.ついでにトイレも.思ったより掃除が行き届いている.


風景は天然ゴムの木とアブラヤシの植林が延々と続く.
約7時間14時20分にチュンポン到着.ここで,次の行程の予定として2日後の当駅初マレーシアのバタワース行きを空席照会も満席.仕方ないので,タイ南部の都市,ハジャイまでのチケットを購入.結局このチケットは使わず無駄になってしまったが.
駅で,飛行機以外で初めて日本人に会った.彼はバックパッカーでマレーシアから北上してきているらしい.ちょうどラノーンからついて安宿を検索中だった.駅のお姉さんにラノーン行きのバス乗り場を聞いた.「歩き方」のマップと同じ場所を行っているようだ.モーターサイ(バイクタクシー)が彼はレーサーだなどと客引きしていたが,レーサーだと逆に飛ばして危険なのでは?などと思いつつ歩いていく.駅係員の説明どおりに木材屋を曲がるとバスターミナルらしきものを発見.しかし,なぜか閑散としており,窓口には誰もいない.バスなんか1台もいないしちがそうな雰囲気だ.
周囲をうろうろしたが,結局,バイクタクシーにのることに.どうやらここではなくて違うバスストップからラノーン行きは出るらしい.さすが「迷い方」だなと.しかし,駅の係員もここっていったのに.そこからは500mほど離れていた.


待合室には欧米人バックパッカーが数組と地元の利用客が数人.次のバスは16時で70B,支払いは車内らしい.バスは約50分遅れて到着,ここは始発ではないらしい.

バスストップ.


ソンテウ.かなり満員です.


バスの車内.途中で客を拾ったり,おろしたりしている.運転手の気分で音楽がかかったり,VCDがかかったり.

約2時間でラノーンのバスターミナル終点に到着.降りると宿の客引きをかねたモーターサイドライバーが.私は特に当てが無かったので,値段を確認し,ついていった.トイレとシャワーは共同だったが,実質すいていたので占有できた.


で,夕食だ.市場付近に屋台がたくさん出ていたので,タイ語がわからなくてもとりあえず注文できそうな屋台にした.

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コートーン

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