カバンの選択

バックパッカー旅行からリゾートまで旅のスタイルはさまざま.自分の旅のスタイルによって装備は必然的に決まってくるだろう.
基本的なスタイルは,ホテルに置いておく大き目のかばんと行動用の持ち歩く小さめのかばんというものだろう.ここでは荷物を何に入れていくかを考えてみよう.

スーツケース

飛行機に預けた荷物は概して手荒に扱われることが多い(ぽんぽん投げているのが時々見える)のでスーツケースのようなハードなかばんは中身を多少保護することができる.
容量も大きいのでたくさん荷物を運ぶことができる.あれもこれも持っていくことができる.
その反面,これ自体が重いので重量は重くなりがち.お土産が満載される帰りなどは飛行機の重量制限(20-30kg)にご注意.階段しかない駅等では時に重すぎて運搬困難になることも.
1箇所に長く滞在するリゾートなどの旅向き.
現地に着いてから自分の足で宿を探そうとか,あっちこっちいろいろなところに泊まるぞ,という人には全く不適.
ミャンマー雑貨買い出しなどの用途では威力を発揮すると思われる.

キャリーバッグ

スーツケースほど大型ではなく,手ごろなサイズだ.うまく荷物を取捨選択すれば入るでしょう.
やはり自ら歩き回って宿とかを開拓していく旅のスタイルには不向き.

バックパック

背中に背負うリュックサック.容量も小さいものから大きいものまで,登山用仕様の高級品から安いものまでいろいろある.
いろいろ歩き回って宿とかを探すたびには最も適しているだろう.
ミャンマーでは旅行向けの各種インフラが整っていないので自分の足に頼るところが大きい.従ってこのような機動力の高い装備が適している.大方の旅行者はバックパックを背負っているようだ.
欧米の体格の良い人なんかは特大のザックで一体何が入っているのだろう?
ただ,バックパック使用時の困る点としては,荷物の出し入れが不便.下の荷物を取りたいときなど,パッキング時には全体のバランスを考ながら入れないと悪くなります.
私は35literのものと55literのものを持っています.

普通のバッグ

2泊程度の容量のかばん.名古屋出張のために購入したものだ
長期の旅行,ましてや海外旅行となると容量がどう見ても小さすぎる.しかし,小型のため機動性は抜群.機内持ち込みも余裕で可能.あんまり入らないから極度に重くなることもない.
荷物の必要性を十分検討すれば,このサイズに縮小することができるはずだ.
しかし,寒い地域への旅行や,お土産を買った場合などはまず容量オーバーになる.

私の場合は

ミャンマーをはじめアジアの自由旅行では身軽が一番.バックパックはどうもしっくりこなかったので,秋葉原で購入した1000円の本当にシンプルなバッグ.肩にかければ両手もあくし,カバン自体も軽く荷物重量を減らせば機動力もバックパック以上かと思われる.
行動はバックパッカーと同じだけと装備はバックパックではないと言うような様式です.