ロンジーの作り方
男性用パソー、女性用タメインを日本にいながら自分で作る
ロンジーを着たい!
さて、ミャンマーに行って仕入れてくるのが一番なんですが、今すぐ着たいというあなたに縫い方をお教えします。ロンジーライフをエンジョイしましょう。
現地で仕入れたロンジーをリバースエンジニアリングしてみた。
以下、縫い方は男性用についてはミャンマーで買ったレディメイドのロンジーの分析結果、女性用についてはヤンゴンで縫製屋にやってもらったものの分析結果による。そんなの分析するまでもなく直線縫いだけだから簡単です。
用意するものは簡単
・布地(本体になる部分)
手芸用品店で売ってる好みの柄を。女性用のタメインならバティック生地とか和風着物柄とかがGOOD。男性用ならチェック柄が一般的。
大きさは110cm幅×長さ女性用なら170cm 男性用なら180cmくらい。ウエストが大きいなら多少増加させないときついかも知れません。
幅110cmの部分が丈になる。
・アテッスィン(女性用ロンジー・タメインを作るときに使用)
女性用は布の上部(腰に来るほう)の縁に沿って縫い付ける幅5~6cmくらいの黒色の綿の布を用意。これを付けないと女性用の場合はちゃんと締めることができなくて体に巻いたときにぱらっとなりますのでご注意。
男性用は巻き方が異なるので不要。
ちょうどいい幅の布が手に入ればよいが、綿の黒い布を幅5cm~7cm×長さは上記本体の布と同じ長さにカットする。
ミャンマー人仕様の時にアテッスィンを付けるが、紐つきの巻きスカート風にアレンジしたときは不要。
・ミシン
手縫いではかなり時間かかるので、ミシンは必須。安いのでも直線が縫えればおもちゃみたいのでも可。
ホームセンターで子供が遊ぶ用みたいなミシンを2880円で購入して製作を試みたが、ロンジー縫うだけなら使えた。
男性用のロンジー・パソーの作り方(縫い方)
1.一枚の布を筒状に縫う。これだけ。
布の端を図のように折り込んで筒状に縫う。
ミャンマーで購入したロンジーを分析した結果、上記のよな構造になっていた。布を上から見ると縫い目は2列となる。これで縫合すれば完成。実に簡単である。
ミシンに不慣れな人でもゆっくりやればこれくらいならできそうでしょ?縫いはじめと縫い終わりの所は何回か返し縫いする。
完成。
女性用ロンジー・タメインの作り方
1.アテッスィンを縫い付ける
本体の布とアテッスィンの端を合わせて、端から1cmくらいのところを布の全長に縫い付ける。
アテッスィンを縫い付けた後の図。アテッスィンを上に折り返すと正面図のようになる。
次に、筒状に縫う。どんな縫い方でも良いと思う。上記男性用のを参考に。なお、柄モノのときは縫い目でできるだけ柄が合うように。
筒状にして布の端を少し重ね合わせて3つ折りにして縫うだけです。アテッスィンの部分は縫い目から上に折り返した状態で、本体の部分と同じように筒状にします。
完成。
町の手芸やさんにGO! 簡単な縫製でロンジーライフが満喫できますよ!ぜひお試しください。 エスニックな店に行けばアジアな布も手に入りますね~。
東京近郊の方は日暮里繊維街がおすすめ。ミハマクロスではミャンマー人へのお土産に喜ばれる和柄の生地が丁度良い大きさにカットされて売っている。1枚735円~。 2010年8月6日のタモリ倶楽部に写真提供や出演協力もしたりしました。