ミャンマー道路交通マナー

▲ミャンマー交通ルール

車両は自転車含め右側通行。追い越し車線は左(中央線側)、低速車は右に寄れ。
早い車優先、遅い車は車種問わず追いつかれたら必ず右に寄って譲る。やはり中にはどかないのもいるが、強引に右側追い越しする(日本で言う左側追い越し)。
前に追いついたら盛大なクラクションと夜間はプラスハイビームで前車にあなたを追い越すから左側に来ないでください、右側に寄ってください、の合図を行う。これは日本のような煽りではなく危険防止のためのマナー。
合図なしに追い越しすると前車が急に左に寄ってくる危険がある。
どんなにポンコツでもクラクションとライトは整備良好、いや強化してある。

ウインカーの使い方。
右左折時は通常の使用方法。直進路での使用方法は前車が右ウインカー出している時は対向車あり。追い越し不可。左ウインカーの時は対向車なし、追い抜くなら今だ。という意味。遅い車は譲る義務がある中で、単線区間で無理な追い越しが必然的になる中で生まれたルール。
ランドクルーザーなどのオフロード車から超過積載トラクターやトレーラーといった速度差が非常に大きい車両が混在するのでルール遵守は必須。

それでも事故は多いらしく、道端の交通安全啓発看板には生々しい丸写りの死亡事故現場の写真が掲示してある。これは下手な標語よりも効果ある。過保護人権団体から苦情来るか?

軍事関係車両は最優先。車列の先頭車両がクラクション連続鳴らしっぱなし(固定スイッチ?)で来るので全車右によって停止。
ちなみにガソリン価格はリッター100円相当で現地物価を考慮すると異常高値。日本の物価換算の感覚で行くとリッター1000円。これでは一般人は手が出ませんな。

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