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第2回バリ滞在記 12 オダランツアー
15/Nov/2002作成
17日

ここは朝食つき.朝起きるとWayanが朝食を作ってくれる.パンケーキだったりパンだったり.あと,紅茶のポットつき.なかなかサービスも良い.
Wayan「クタのテロは知っているか?ツーリストがいなくて静かだ」
やはりそういうことだ.
私は知っていると答え,いつバリに来たのかという一般的な会話をする.
Wayan「ここウブドでは毎日お祈りしているから安全だ.」
「あなたも知っているだろ,みんなここでは神様を信じているんだ.」
たしかにそうだ.神様の島だから.
私「クタの今はどうなのか」
Wayan「警察がたくさんいてパトロールしている.セキュリティードだ」
と,毎朝Wayanと会話を楽しむことになる.
Wayanは日本語を勉強しており,少し意思疎通程度ならできる.自慢げに友達からもらったというプリクラを見せる.だいじそうにしまっている.

テロの追悼のメッセージが.



その後,ウブドを1周する.日本人少しいる.途中であったカップルは,テロの後だったから私たちもこようかどうか迷った.と.ネットでみたよさそうなガムランCDを購入し,情報センターAPA?でオダラン情報を仕入れる.
やはり最低催行人員は2名で1名参加は2倍の増料金.今日,運良く夕方にツアーがあるらしい.誰か友達探してきてね.とスタッフ.1名100.000だから,1名催行では200.000か.高い.仕方ないので考えてからまた来るといいあとにした.ビナウィサタツーリストインフォメーションではクレメーションツアーの掲示があった.

ウブドでは歩いているとタクシー?とかトランスポート?の声が多い.せっかくだから,少々高いがオダランツアーにいってみることにした.場所はバンリ,午後6時に正装して来てねとスタッフ.私はじゃあそれまでにもう1人見つかったら半額払い戻してくれることを約束した.でも誰もいないのでその可能性は少ないな.

帰り道,正装用にひとつ足りなかったスレンダンを雑貨屋で見つけたので買う.

1800集合なので早めの夕食をして,宿に戻る.

2度ほどやり直しながら,バリの正装に着替える.それを着て情報センターまでの道のりが長かった.いきなりどこ行くの?でつかまる.バリニーズだネとか,ハンサムとか,いろいろ話しかけられる.

バンリはウブドから車で30-40分.車に乗るとさっそく,ガイドのWayan氏が明日の予定についてたずねてくる商売がうまいというかありがちな傾向だ.特にないのでないというと売り込みが始まる仕組みだ.ないというと,Wayan氏はじゃあ,バリアンツアーはどうだい?ツーリストインフォメーションを通すと1名参加ですごい高いけど,直接私に頼んだらさらに安くなるよ.
実はBali似くる前からネットで見て興味は持っていた.バリアンヒーリングと,パワーストーンと,うらないで350.000か400.000のところ200.000になる.ちょっと高いけどやってみることにして,明日の予定決定.

Wayan氏「そのBaliの着物は?」
私「自分で買ったの」
Wayan氏じゃあ,明日もそれできてね.」

テロの話になる.
ツーリストが少ないとみんな言う.これで私も日本からの40人のツアーがキャンセルされてしまったよ.観光大打撃だ.みんな農業しないといけなくなる.


途中でお祈りセットを取りに行き,寺院へ向かう.すごい神聖な雰囲気の中,ガムランの演奏がひびいている.最初ブサキでやった手順を思い出しながら,周りの人のやり方を見ながらお祈りした.

しばらく,ガムランの演奏をみて,2つ目の寺院へ向かう.ここでは子供たちの人垣ができており,さいころ賭博が行われていた.みんな500とか1000とかの札をにぎりしめて盛り上がっている.お祈りをしたあと,Wayan氏が何度かチャレンジした.私もやってみろといわれ,1000をもらってかけたがはずれ.

何か食べるか?というのでバンリのナイトマーケットへ.そのうちの屋台のひとつでナシチャンプルを食べる.辛いがおいしい.ちなみに屋台初.母と娘がやっていて,Wayan氏があのこかわいいねというので,私もcantik!と言う.娘さんはほほえんでいた.お母さんはWayan氏と話しており,彼はインドネシア語しゃべれるのか?などといっていたと思う.

帰りみち,ギャニャールで警察の検問が行われており,車が止まり警官が.Wayan氏の免許証等がチェックされ簡単な職務質問だ.テロの影響だろうか.2人とも正装していたので警察は最初に「Selamat malam. Sembayang?」こんばんは.お祈りですか?と聞いており,どこからどこへ行くのかと聞いていた.

Wayan氏によると,テロ後に検問があると言う.

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