2010GWミャンマー帰省 インレー湖 タウンジー

こからは嫁の姉の夫と2人で4泊3日(うち車中2泊)の国内観光と親類(嫁の姉の夫の兄)訪問を兼ねて出かける。

1700発マンダレー嫁実家
タクシー
1720着マンダレーBT
↓接続
1840発マンダレーBT
夜行バス 車体は千葉交通観光バス中古車
大型液晶テレビが取り付けられ、日本の観光バスの小さなテレビよりも豪華装備。もちろんミャンマーミュージックと映画(2009洋画映画10本パックという海賊版だが。当地では堂々と上映中。が大音響で流れる。
○道路情報
マンダレー→メッティーラ ミャンマー国道
概ね片側1車線の幅で大型車も減速せずにすれ違い可。舗装も数年前に改修され概ね良好。改修工事の時は全線ダートコースで砂塵嵐で悲惨だったが。
○●○ミャンマー国道渋滞情報
車種別ゲートの大型車ゲート料金所先頭渋滞500m15分
ゲートの路面に計量機が設置してあり1台ずつ車両総重量を計測し重量別料金区分になっている。
ゲートは日本同様、電光表示による重量や料金表示で立派。
重量別料金は路面の痛みも車軸重量によって変わるのでかなり合理的な料金体系だと思われる。先進的じゃん。
2200-2230メッティーラ休憩
○●○この先道路状況急変
いわゆる酷道に大型バスやトラックが多数通行する状態。
この先単線幅員狭く大型車多し。交換停車多数。
路面状況は非常に荒れた舗装、穴ぼこ砂利箇所常時出現。全線強制徐行運転。
幸いにしてミャンマーでは一般車はほとんどなくバスもトラックも毎日通っているプロなので日本でありがちなKY車渋滞はなし。彼らはぎりぎりの車幅間隔でパスしていくのでかなりの腕の持ち主。
日本なら対面通行の高速で橋とトンネルで1時間以内で通過できるような区間を4時間くらいかけて行く。
▲開通情報
ヤンゴン-マンダレー間は640km、一般道と並行するハイウェーの建設が急ピッチで進んでおり、ヤンゴン-新首都ネーピードー間は開通済み、同区間の通行料は2000チャット。マンダレー-ネーピードー間は路盤整備中。
2600-2630アウンバン休憩
休憩はバス会社と提携した沿道のドライブイン。
トイレ使用は無料だが食事類は若干高め。

●5月4日
0430着シュエニャウンで途中下車
▲寝過ごす恐れ大、厳重危険。車掌がミャンマー語でシュエニャウンで下車あるか?と叫ぶのでそれに反応しないと通過。他に下車客がいればセーフ。
↓接続
7マイル 乗り合いタクシー
0500着ニャウンシュエ
↓接続
0550-1130 インレー湖ボート半日周遊

モーターボートを2人で半日約6時間貸切
寺院めぐり、お土産やめぐり、水上生活集落めぐり
▲途中2回モーターボートエンジン故障で湖の真ん中で漂流。あわや遭難か、と思われたが船頭のカバンの中から工具がいろいろ出てきて修理。
▲こちらがボートチャーターしてるのに途中の寺院から地元民のボートヒッチハイカー登場。ミャンマーではカーチャーター時でも良くある光景。なので搭乗歓迎。
↓接続
1200発ニャウンシュエ
乗り合いトラック
ここから先は日光いろは坂のような上下線分離の本格登山区間。さすがに単線でのヘアピンカーブは困難とみて整備された模様。
○●○急登坂オーバーヒート故障車連続。走行注意。
1330着タウンジー

ナンコウンホテル チェックイン

●5月5日
0700チェックアウト

0740最寄市内バスストップ
乗り合いトラック
0750タウンジーBT
↓接続
0800タウンジーBT発ヤッサウ行ローカルバス
乗車率が物理的限界まで詰め込み
0930ヤッサウの手前

ここから先、パオ族、ダヌピュー族、などの少数民族の村が点在する潅木がまばらな見渡す限り地平線の乾燥平原を徒歩にて進行。
草が薄くなった踏み跡や牛車の轍が縦横無尽に張りめぐらされ、確実な土地勘がない限りはショートカットしようと考えずにメインルートから外れない事。遭難の恐れ。
踏み跡辿ればいずれどこかには着くが。商店なく水入手困難。
1020嫁の姉の夫の兄の家到着
10世帯ほどの小集落。水道なし、電気なし、電話、ガスなどライフラインは何もなし。家屋はすべて自然素材。
燃料は薪。自給自足で成り立っている世界。
豚、牛、鳥、山羊などの家畜とともに暮らす。米、タマネギ、ニンニクなどを栽培。
水は2~3mくらい地面を掘った井戸。底には僅かな濁り水。汲んだものは藻などで濁り状態。生で飲むことは無いがお茶も料理も洗濯水浴びすべてこの水しかない。
こちらもこんなサバイバル環境に連れて来られるとは聞いてなかったので持参のペットボトルも灼熱の中歩いてくるまでに底をつき、濁り水の茶を進められるがままに飲むしかなかった。
日の出とともに起き暗くなったら寝る。そんな生活が続いている。
漆黒の闇夜、蛍の光が明滅する

●5月6日
徒歩50分
0910ヤッサウの手前

いつ来るとも知れないバス待ち
0950発
1120タウンジー着

↓接続
1730タウンジー発
途中検問あり

●5月7日
0430マンダレーBT到着
タクシー
0450ヨメ家

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