ミャンマー人の国内旅行

| コメント(0) | トラックバック(0)

ミャンマー人の国内旅行は寺院参拝旅行ということに尽きる。我々がミャンマーに行って観光地といえば殆どが寺院なのだが、ミャンマー人にとっても同様。色々な寺院にお参りしにいくのだ。
今回は一族郎党+友人19名と運転手の総勢20名の団体様ご一行。費用もかかるし庶民はまだまだ休暇を取って旅行というのは一般的ではないのだろう。旅行の計画が明らかになると余り無い機会に私も俺もつれてってくれとなるのだろう。
自分等周辺は毎年の帰省の際に日帰りでは出掛けていたが泊まりでは初めてである。
かくしてピックアップトラックの荷台に奴隷線船の如く人間を満載しての移動だ。近所のチャーターカーをやっているドライバーに依頼しての運行である。
運転手には3日間とインレー方面と言うことを伝えて具体的な訪問地はすべてドライバーにお任せである。不思議なのはドライバー以外誰も今日どこに泊まるのか次どこにいくのか知らない事である。興味ないのか?しかもしまいには遠くまで来て寺院についても暑いから疲れたから車で待っているとかとなるのだ。よくわからんミャンマー人。
荷台に17人が乗ることになるが、小さいミャンマー人だからできる技。体育座りか胡座では左右の膝がとなりと重なり足を伸ばすのは色々な人の上に重ねないと無理。エコノミー症候群がどうしたという問題ではない。飛行機のエコノミー席で騒いでいるようでは驚きの状況となる。もっともきつすぎて数十分おきに体勢を変えることになるので逆に大丈夫か?
2泊3日で250000Kだから人数比では経済的な手段なのである。完全チャーターで他人に気兼ねしなくて済むし。本当は荷台詰め込みじゃなくてマイクロバスが欲しいところだが。

車は豊田のライトトラック。ターズィーからカローへの登りでオーバーヒート。休憩所毎に水冷が必要だったりパンクしたりとこの辺は日常茶飯事。走行不能にならなければ問題ない。

宿泊は僧院に泊まる。床に雑魚寝となり毛布や枕などの寝具は各自で用意しなければならない。
通された部屋に仏像があればまずはお参り。寝るときは仏像に足を向けないように注意する必要がある。

インレー湖ツアー
ボート貸切りは10人乗りで1艘20000K。土産物屋と寺院を廻って半日という外国人向けのツアーと大きな違いはない。ミャンマー人向けではボートにデッキチェアがなくゴザ敷きだったり救命胴衣が無いといったことくらいか。

ミャンマー人のお土産事情
子供はかわいい系の人形だったりアクセサリー類だったりというそれはどこでも手に入るからあえてここで買わなくても的なものが欲しい感じ。これはどこでも共通かな。大人は実用重視で国内流通が発達していないため、現地特産品を求める傾向。例えばシャンのロンジーだったり、豆や菓子、茶だ。特に女性陣はおしゃれ したいみたいでロンジーを大量に購入。

次の記事:スワンナプーム

前の記事:携帯SIM事情 2013年4月末

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://mingala.net/mt/mt-tb.cgi/59

コメントする