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東北道上り488.3KP 車両故障

ファイル 462-1.jpg

8月20日発 上り特別急行スーパー北斗星
0809函館 ▲9分延発
0910函館FT ○定刻
1050大間FT ○定刻
1059-1100大間崎 ○15分早発
レ1448むつ
 ▲30分遅延 険しい線形とノロノロバスのため
レ1747三沢IC
 ▲90分遅延 買い物のため

●○●1928頃、東北本線上り紫波SAの先488.3KPで車両故障が発生しました。このため、現場にて運転を見合わせています。

走行車線を100kmで走行中、前部よりガタンガタンという激しい異音とともにハンドルが効きにくくなりアクセルふんでもどんどん減速する状態に。直ちにハザード点灯、路肩に寄せることに全力集中。激しい振動と異音。

停車後、右前方より発煙および異臭を感知。目視により右前タイヤパンク発生と確認。煙と異臭は摩擦熱でゴムが焼けたため、異音はホイールで走行状態になったため。

状況確認後、直ちに安全確保を実施。三角停止板を100mほど手前に設置。停止位置をキロポストで確認し、近くに非常電話がなかったので、非常用に導入したDOCOMOがまさに非常時に活躍。

道路緊急ダイヤル#9199に電話。
自動アナウンス「こちらは道路緊急ダイヤルです。高速道路の場合は1、一般道路の場合は2を押してください」
1を押す。すぐに道路官制センターにつながる。
オペレータ「事故ですか、故障ですか?」
答え「本線上で故障して路肩に止まっています。」
オペ「自分が運転している車ですか?」
答え「はい」
オペ「場所はどちらですか」
答え「東北道上りの488.3KP。紫波SAの先です。」
オペ「車種は何ですか」
答え「スバルのヴィヴィオです。」
オペ「ハザードはつけていますか、停止板は設置していますか?」
答え「ハザードをつけて、三角停止板も設置済みです。」
オペ「どのような状況ですか?」
答え「右前輪がパンクしています」
オペ「自分でスペアタイヤなどに交換修理できますか?工具などはありますか?」
答え「スペアタイヤや工具はあり交換も自分でできます。」
オペ「わかりました。路肩での作業、特に右側の本線側での作業は非常に危険です。今パトカーが向かっています。パトカーが到着後、規制を実施し安全に作業が出来るようにします。それまで作業は行わないでガードロープ外で待機してください」
オペ「他に同乗者はいますか」
答え「他に1名です」
オペ「車内で待機するのは危険ですから、同乗者も一緒にガードロープの外に全員避難してパトカーの到着を待ってください。」

ガードロープ外に退避し、パトの到着を待つ。
前方にあった速度規制板が80で点灯。今頃、電光表示板には

 ○●○
5km先故障車
 走行注意

という表示がついて、ハイウェイラジオでは
「この先の488キロポスト付近に軽乗用車が故障して止まっているとの第一報が入りました。速度を落として注意して走行してください」
と流れているんだろうな、と想像。

しばらくしてネクスコパトが到着。隊員がチカチカ付きのポールを設置し、後方警戒にあたる。

作業開始の許可が出たのでトランクの下にあるスペアタイヤや工具を出すために荷物を下ろし、路肩に店を広げる。

車体落下事故を防ぐため、スペアタイヤを車体の下に
ジャッキアップ箇所にジャッキ噛ませ、アップ前にホイルナットを少し緩める。
ジャッキアップしタイヤ外し、スペアタイヤと交換。交換したタイヤは車体下へ
ナットを締める、ジャッキダウンして本締め確認。外すときに使った力と同程度のトルクになるような感覚。

ネクスコの人は作業場所にライトを照らしてくれたが、作業に手は一切出さず。出来ないならJAFなりを呼べというルールになっているのだろう。

三角停止板や工具の忘れが無いよう回収し作業終了。

長距離便運転前にはスペアタイヤの空気圧もチェックしていたのが役に立った。

2019 488.3KPより運転再開。
スペアタイヤの制限速度が80以下のため、これ以降終点逆井までは制限70~75以下で運転。スーパー特急から準急に格下げ。

2031-2105花巻PA 最初のPAでナットの増し締め確認、異常無し
2135-2236前沢SA 遅い夕食、GSで念のため空気圧確認、異常無し
2311-2316志波姫PA 再度タイヤ確認、異常無し
2341-2622三本木PA 大幅な遅延のため予定外に仮眠
全ての車両に追い越されながら75キロ以下をひたすらキープ、早く行きたいのに邪魔な車両にイライラする事はあるが、今回は逆の立場。自分が一番遅いので前に追いつきイライラすることは皆無。逆に精神衛生上良いかも。
今回の区間に対面区間は無く、時間的に交通量もかなり少ないためあんまり迷惑はかけて無いはず。
昼間なら最寄ICで流出しオートバックスなどに緊急入庫だが、トラブルは秋田バッテリー事件に次ぎ、いつも深夜だからな・・・

レ2824郡山JCT
2846-2902阿武隈高原SA 給油
レ3153柏IC 深夜割引5250円
3226自宅 ▲386分遅延

10時開店と同時に臨時入庫。
パンクしたタイヤはもう修理不可で新品交換が必要と診断。ホイールは多少削れたが歪みはないので再利用可能。1本だけ新品交換だとバランス悪いし、他の3本も交換時期が近いので全て新品に交換することに。
修理費用は23000円。ブリジストン スニーカー

前回交換から1年半、6万キロ走行。
溝はしばらく大丈夫な状況であったが、高速1000円による高速走行が多かったため、熱による劣化が進んだか。

最初のタイヤは納車時から付いていて、溝が交換ラインとなった時点まで9万キロ以上は持ってこんなに持つとは、と驚かれたのだが。
前回のタイヤは6万キロでダメになった。銘柄の違い?乗り方の違い?
で、今回変えたのは最初に付いていたものと同じ銘柄とした。ブリジストン製。

さて、今175000キロだが、ブレーキも新品に変えたばかりだし、タイヤも新品になった。10月の車検は通すしかないだろう。目指せ20万キロはもはや現実味を帯びてきた。

同1130、修理完了。運転再開。
秋の臨時列車の運転には支障なし。

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