2012/06/09
充電式ドリルドライバーC-75改造
沖縄在住時に沖縄のホームセンターニューマンで買った安物の7.2V充電式ドリルドライバー(EARTH MAN C-75)が故障。
充電アダプタを差してもLED点灯せず。アダプタの出力も0V。
電源装置を充電電圧の9Vに設定して電流を流すとなんと定格1Aのところ2A以上!危険なため直ぐにOFF。
おそらくアダプタは過電流により壊れたのだろう。アダプタ分解したが、ヒューズなどは無く、トランスが断線か素子の破損だろう。
ついで、本体を分解。ねじをとるだけで簡単。
構造もシンプルでモーターとギアボックスに電池とスイッチと充電回路の構成。
2段スピードのLOWは2.4V、HIGHは7.2V駆動の模様。
電池はサンヨー製の1.2V1200mAhと見られる。電池が寿命らしく完全に0Vのものとか1.16Vくらい残っているのとかが見られる。
この辺が故障につながったものと推測される。
充電池が死んでいるので充電回路と充電池をすべて撤去。
電池の代わりにリード線をスイッチに直結。電源装置から電源を供給する仕様に改造。なお、常時7.2V供給なので2段スピード切り替えの機能は使えなくなる。
モーターなので突入電流がすごい。定常運転は2.5Aくらいだが、起動電流は10A以上となる。
30Aの安定化電源で動いているが、5Aのものでは保護回路が働き動かなかった。
屋外では鉛バッテリーを使用すれば良いだろう。
穴開けを作業したが問題なし。スピードは安定化電源の電圧可変で自由自在だ。
新しいの買うまでも無く改造修理でしばらく活躍してもらおう。